Saturday, November 04, 2006

建前と本音

今日家に帰る途中のバス停でベンチに座って待っていると一人のおじさんと目がちらっと合った。そんなことはしょっちゅうあることなので何事もなくまたバスを待とうとしたらそのおじさんが話しかけてきた。
「日本人はのぞくのがうまい」って言った。いや、まずお前の日本語がうまいから。そっからバスを待ってる間と俺が降りるまで会話はずっと日本人について。なんせ彼は23年も日本で働いていたらしい。その23年間はほんと辛かったって。日本人がちらちら外人を見るのがすごい嫌って言ってた。日本人は外人を嫌いとも言ってた。でもそんなことは絶対にないと思い、必死に反抗したが彼も必死に反抗してきた。そこから日本人は二つの心を持ってるって話しになった。建て前と本音。その二つの心は対立しお互いぶつかりあって自分を見失う。彼はそれを精神病だと言っていた。だから日本は自殺が多いって。それが理由で自殺が多いかは分からないけど、建て前と本音の部分はほんとにそうだと思った。
ちょっと言いたいことまとまってないけど、外国の人が日本人をどう見るのか、どう表現するのかが知れて新鮮だった。特に彼は23年も日本にいて俺より日本にいる時間は長いわけだし。そうゆう人から話しが聞けてよかった。一期一会。すばらしい。もっとおもしろい話持ってる人なんて世界中にいっぱいいるはず。もっとそうゆう人の話が聞きたい。

Friday, November 03, 2006

Indigenous people

多くの人がオーストラリアの原住民を呼ぶ時何気なく使っている”アボリジニ”という単語は白人
によってつけられた言葉。

オーストラリアの広大な敷地にもともとは数多く存在した彼らの中の異なる文化や方言はこの言葉の
普及によりどんどん途絶えていった。

日本にも地方によって方言やその地特有の伝統工芸品があるようにもともとは原住民の間でも違う言葉や文化があった。

今から自分一人が”アボリジニ”という単語を使わないようにしてもきっと何が変わるわけでもないかもしれない。失われた文化が戻ってくるはずもない。

でも大切な文化を絶やしてしまう言葉と知って、使うことに抵抗があるのはあたりまえだと思う。

だからIndigenous Peopleって呼んでよしいっす!